賢い屋外照明の選び方。【選び方のポイント編】

屋外照明の考え方と選び方のポイント


屋外照明にもいろいろな種類があることをご説明してきましたが、「いろいろありすぎて何を優先すればいいのかわからない」と疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。ここからは、屋外照明を選ぶ際に注目すべき基本的なポイントについてご説明します。


防水性能は重要。

屋外照明を選ぶ際、まずは防水性能に注目しましょう。 雨や水滴は照明器具の故障の原因になります。屋外に設置する照明は風雨にさらされるため、防水性能が低いものは故障しやすくなります。

〇防雨型
風雨にさらされる屋外にも設置できる防雨型。軒下や室内なら天井にも設置可能。※浴室内などの過度に湿気の多い所や、常に85%以上の湿気に晒される所、排熱機器の近くなどの高温多湿な場所への設置は不可。

〇防滴型
屋外でも軒下等の、風雨の影響のない場所で設置可能。

 



ランニングコストを考慮

照明器具を選ぶ際、デザインや明るさ、性能などと購入価格については注目しても、ランニングコストについてはあまり注目しない方が多いようです。 しかし照明というのは日々使用するもの。「見た目が気に入って購入したのに思いのほかランニングコストがかかってしまって、結局普段はあまり点灯しなくなってしまった」などということになったのでは残念ですよね。 照明の数や使い方をプランニングする際は、ランニングコストに注目して検討することが大切です。

ランニングコストをできるだけ抑える工夫を取り入れた製品も登場しているので、そうした製品を取り入れるのも良いでしょう。人感センサーによる自動点灯・消灯機能なども消し忘れなどのムダを防いで省エネに役立ちます。


外観との調和

屋外照明は、日没後など周囲が暗い状態で使用することになるため、周囲より目立って視線を集めやすい存在です。住まいの外観デザインや庭の雰囲気などと屋外照明のデザインテイストや色使いなどを調和させることで、住まいの外観がより印象深く素敵なものになるはずです。 屋外照明を選ぶ際には、外観デザイン全体との調和を意識してデザインなどにもこだわることをおすすめします。



戸建て住宅を新築する際、屋外のプランニングにあたって気をつけるべきことと、住宅の屋外照明の種類や役割、屋外照明を選ぶ際のポイントなどをご紹介しました。

屋外に設置する照明は、住まいの外観の印象に大きく関わるのはもちろん、夜間の足元の安全性の確保や、侵入者に狙われにくくすることなどにも役立ちます。 住まいのプランニングの際には、照明の使い方を含めた屋外プランについても十分に検討なさることをおすすめします。



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