物置の賢い設置方法（4）設置する方法
設置する方法
物置を安定して設置するには、硬い土台のうえに水平に固定することがもっとも重要です。今回は土の上に設置する場合と、コンクリートやアスファルトの上に設置する場合に分けて、具体的な方法をご案内させていただきます。
土の上に設置する場合
硬い土の上に設置する場合は、住宅の外壁などに用いられるコンクリートブロックを幾つか設置して、その上に物置を置きます。ブロックに物置を置いた状態で水平になるように、事前に計測しておきましょう。
物置が大きくなるほどブロックの数が多くなります。そのため、慣れていないと、全てのブロックの水平を取るのが難しくなります。地面の起伏が激しい場合は、まず地面をならす準備作業が必要です。
土の上に砂利を敷いている場合は、砂利の厚みは6cm程度が限界です。これ以上の厚みがあると砂利が動いて水平を維持するのが難しくなります。同様の理由で、芝生の上に設置するのも安定性に欠けます。そのため、芝生をはがしてからブロックを置くのが一般的です。
コンクリートやアスファルトの上に設置する場合
住宅の敷地内にあるコンクリートやアスファルトの地面は、水だまりができないように傾斜を付けているケースがほとんどです。そのため、ブロックを水平に並べるためには、傾斜調整工事が必要です。
具体的には、セメントと砂を練って作ったモルタルという素材を、ブロックの下に詰めて水平を出します。この作業は一般の人では難しいので、業者に依頼したほうがよいでしょう。
ただし、アジャスター機能のある物置は、傾斜がゆるやかな場合は、傾斜調整工事が不要になる可能性があります。
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