2022年 4月 06日

郵便ポストはどこにつけるの？【道路側編】

一番ポピュラーな道路側への設置。

郵便ポストはどこにつけるのがいいの？　何となく「玄関の近くにあればいいのかな？」とか「最後の外構工事の時に決めればいい？」というように後回しにされがちなものです。　でも、実は家の工事が着工するまでに郵便ポストの位置を決めておくと、上手く外構のレイアウトがまとまる大切なポイントになるようです。

今回はまず一番ポピュラーな取り付け場所、道路の側に郵便ポストを設置した時のメリットとデメリットを見てみましょう。

道路側つける郵便ポストのメリット

家の郵便ポストを道路のそばに設置した場合のメリットは、配達の人など見知らぬ人が家の敷地の中に入ってこないことが一番に挙げられます。これは敷地の中に知らない人が入ってくるのに抵抗がある方には、かなり重要なポイント。郵便ポストが道路の側にあるのに玄関まで入ってくる人は不審者の可能性が高いなど、防犯面で慎重な方には特に有効です。

また、庭と駐車場が一体になっている場合も、郵便ポストは道路近くの方が得策です。家の庭を宅配便や郵便物のたびにが通ってはなんだか落ち着かないですよね。

このように道路側に郵便ポストを設置すると、プライバシーを重視した住まいづくりと、家の防犯の強化の両面から、より効果が高くなります。

道路側につける郵便ポストのデメリット

郵便ポストが道路の側にあると、郵便物を取るのに道路の側まで行かないといけないので、新聞を取りに行ったり家の中から郵便ポストに行く場合に手間を感じることがあります。

天気の悪い日、雨が降っている日やすごく寒い日、風の強い日などは道路近くのポストまで郵便物を取りに行くのが面倒で億劫に感じてしまいます。また、郵便物を取り出すのが夕方や夜にあるケースは多いと思います。帰宅時には仕事のカバンの他に、もしや買い物帰りで買い物袋を持っていたり、雨に日には濡れた傘を持っていたりして、結構両手が塞がっていることがしばしば。そんな状態で玄関の鍵の他に郵便ポストの鍵を取り出して、中の郵便物を取り出すのはホント一苦労、意外と大変です。

このように道路の側に郵便ポストを設置した場合は、天気が悪かったり、手荷物が多い時は急に使い勝手が悪くなります。

メリットであるプライバシー保護や防犯性と、デメリットのケースによって使い勝手の悪さ。良くご家族と相談されて家の設計の段階で配慮しておけると良いでしょう。

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