アウトドアリビングのススメ4:アウトドアリビングを作る際のポイント
今回はアウトドアリビングをつくるうえで、注意すべきいくつかのポイントをご紹介いたします。その中でいちばん重要なキーワードは「プライバシーの確保」です。キチンとお住いの周辺環境を確認して、プライバシーが守られた快適な空間を作りたいですね。
〇注意点①道路や近隣住宅から見えない工夫
アウトドアリビングを作る場合、外からの視線を遮る必要があります。特に、1階の庭に作る際は道路や近隣住宅からの視線と同じ高さになるため、視線を遮らないとなかなかくつろげません。塀や樹木、オーニング、テントなどを配置するようにしましょう。
〇注意点②洗濯物干しスペースと分ける
庭やベランダに洗濯物が出ていると、生活感が出たりバーベキューなどで臭いがついてしまったりします。スペースが確保できない場合は、一時的にでも洗濯物を干さないほうがいいでしょう。
空間に余裕がある場合、アウトドアリビングを洗濯物干し場とは別のスペースに確保すると、便利で利用頻度も上がります。洗濯物は2階のベランダ、アウトドアリビングは1階の庭など、設計段階から決めておくと理想の空間を作りやすくなります。
〇注意点③耐久性のあるアイテム、折りたためるアイテムを使う
アウトドアリビングに使うグッズは、防水性や耐久性などの機能を兼ね備えているアウトドア専用用品を使うといいでしょう。布製のタイプでも気軽に拭き取れるものや水洗いできるタイプがあるので、汚れた場合にも安心です。
特に、室内用グッズはそこまで耐久性が備わっていないため、直射日光が当たるところで使用すると劣化が進みやすくなります。そのため、折りたためるものだと便利でしょう。
〇注意点④シンクを備える
アウトドアリビングの使用目的にもよりますが、アウトドアリビングでバーベキューやプールをしたい場合は、あらかじめ設置する設備としてシンクを設けておくのが理想です。
シンクがあることで、バーベキューで使った鉄板を簡単に洗えたり、デッキが気軽に掃除できたりと便利でしょう。また、アウトドアリビングとして使わなくなった場合も、ガーデニングを楽しまれる方が多くいらっしゃいます。その場合にもシンクがあると安心です。
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