電気ヒーターの電気代を抑える使い方(2)


低コストNo.1は“エアコン”!


部屋のメイン暖房として考えられる機器、エアコン・オイルヒーター・ファンヒーターについて調べみました。まずは、エアコンからみてみましょう。今回は、平成23年度(2011年夏)省エネ性能カタログを参考に、売れ筋の4.0kWクラス(木造11畳~鉄筋17畳)で、最も省エネなタイプと、最も消費電力の高いタイプ2機種で比較しました。

エアコンの場合(暖房期間消費電力量)という数値を公表しています。これは、各社共通の条件で算出され、カタログに表記されています。ちなみに、暖房の場合、5.5ヶ月(10月28日~4月14日)・1日18時間スイッチをONにしている想定での使用費電力量となります。この数字を参考に、まずは単純に、1日・1ヶ月あたりの平均電気代を計算してみました。


しかしこの(暖房期間消費電力量)は、5.5ヶ月の間、室内温度を20℃に維持した時の消費電力となるため、単純に、カタログに記載の(消費電力)に(時間)を掛けた数値とは異なります。他の電気暖房と単純に比較するため、今回はあえて(消費電力)で単純計算した結果も掲載します。


続きまして、オイルヒーター・ファンヒーター・カーボンヒーターについてです。こちらは(消費電力)が機器に表記されていますので、その平均的な数値で(強・弱)別に計算してあります。





次は、補助暖房として良く使用する機器です。ご参考まで!
いかがでしょうか?これらの結果から、省エネタイプの“エアコン”が、低コストなのがお分かり頂けると思います。エアコンと聞くと「電気代が高い…」と思われがちですが、省エネが進みかなり低コストが実現されているのです。

次回は電気暖房の上手な使い方をまとめてみました。

 

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