電気ヒーターの電気代を抑える使い方(1)

 

 お住いのメイン暖房は何を利用されていますか?以前なら「石油ファンヒーターが温かくて経済的!」と言われていましたが、原油高の昨今、一概に言い切れなくなってきました。そんな背景もあり、今シーズンは、電気暖房への関心が高まっているとか。一方、節電が強く求められている今年は、その選び方や使い方に悩まれる人も多いと聞きます。

電気暖房と言っても、エアコン暖房・オイルヒーター・ファンヒーター・電気カーペットなどなど、その種類はいろいろ。いったい、どの暖房を使うのが、一番経済的なのでしょうか? そこで今回は、電気暖房の“電気代”に注目! これからの暖房費削減の参考にして下さい。

 



■電気代”の計算方法を知ろう!

まず、電気代の計算方法から簡単にご説明します。電気代と言うのは、以下の計算式で求められます。

〇電気代の計算式 〇
電気代=消費電力量(kWh)×電気料金単価(22円)
消費電力量(kWh)=(消費電力(W)×使用時間(h))÷1000

★消費電力量(kWh)について
実際に機器を使用したときに消費する電気の量を表したものとなります。大抵の場合、消費電力の表記は【W数】表記となっています。1kW=1000Wなので単位をそろえるために1000で割るのを忘れずに!

★電気料金単価
めやす単価は、新電力料金 1kWh=22円[税込](全国10電力会社平均)です。

以上の計算式に、カタログや機器に表記されている【消費電力(W)】の数値と、ご自分が使用する【時間】を当てはまれば、おおよその電気代が算出できます。消費電力と消費電力量の区別、単位(WとkW)をそろえるのを間違えやすいので、注意して計算してみて下さい。


では、この計算式を用いて、次回は各電気暖房の電気代を比較してみたいと思います。

 

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